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D君(中学生)
僕はラグビーを始めた頃、ラグビーはあまり好きではなかった。なぜなら僕は人と競ったりぶつかり合ったりすることが苦手だったからだ。そして僕はいつも泣いてばかりいた。小学生になって僕は友達も増え少しラグビーが好きになった。でもプレーは相変わらずであまり積極的にプレーすることはなかった。僕は足も遅いし不器用だったので、何かをして失敗しみんなに迷惑をかけるのがとても怖かったのだ。自分に全然自信がなかった。
 僕が5年生の時、チームはとても強かった。チームの皆のタックルは力強く格好良かった。僕はいつしか自分もそういうタックルが出来るようになりたいと思うようになった。けれどなかなか上手く出来なかった。自信もないし恐かった。でもコーチは失敗してもタックルにいこうとする僕の姿を褒めてくれた。それに失敗しても仲間の誰も僕を責めたりしなかった。それは僕の力となった。そしていつの間にか僕は怖いと言う気持ちもなくなり、タックルが少しづつ決まるようになった。決まれば決まるほど僕は夢中になりがむしゃらにタックルをするようになった。けれどもその時の僕が得意なのはタックルだけだった。ボールを持って走ったりトライをすることもあまりなかった。でもラグビーはそれで良かった。それぞれが自分の出来ることを一生懸命し、それがつながり誰かのトライになるのだ。僕のタックルが相手のトライを阻止し味方のトライに結びつくと本当に嬉しかった。僕は自分の役目を見つけたような気がした。
 そうして僕はいつの間にかラグビーに夢中になっていった。6年生の時には全国大会の決勝大会に進出し大好きな仲間と強いチームを相手に思いっきりラグビーを楽しむことができた。このようなレベルの高いチームの一員になれるなんて、小さい頃の弱虫で消極的だった僕では考えられないような事である。僕はラグビーを通して積極的な人間になれたと思う。ラグビーは僕に沢山の感動を与えてくれ成長させてくれた。
 今度は僕が見ている人に感動を与えられるような、そんな選手になりたいと思う。
D君母より
小さい頃の息子はとても引っ込み思案で極端に自信のない子供でした。
お遊戯会や運動会が大嫌いで練習が始まるとチックになり、本番ではいつも隣りのしっかり者の女の子にお世話をしてもらい演技をしていました。何をするにもオドオドしている息子を心配し私は叱ってばかりいました。けれどそんな息子はラグビーを始めて変わっていきました。
 よくラグビーと一緒に耳にする言葉「One for all All for one」
まさにラグビーとは自分の為ではなく人の為にするスポーツです。これは子供にとってはわかりやすいのではないでしょうか。子供が自分の為に頑張るように言ってもなかなか頑張ってくれません。けれど誰かの為になること、誰かを助けることはわかりやすくやりがいがあるように思います。ラグビーは自分が頑張ることがみんなの為になっていることを強く感じるスポーツです。そういう経験の積み重ねは子供に自信をつけてくれます。ラグビーの仲間たちは皆そういうことを喜びと感じ頑張れる子供たちです。そういう仲間とプレーすることで息子もいつしか仲間の為に身体を張れるようになっていきました。
 今、中学2年生の息子は先生から応援団をして欲しいと頼まれてきました。そしてそのお願いにしっかりと「やります!!」と返事をして来たそうです。
 今やラグビーとその仲間は息子にとってなくてはならない大切なものです。これからその仲間に恥ずかしくないように何事にも頑張れる人に成長していって欲しいと思います。
C君(中学3年生・ラグビー歴7年)
母からラグビーについてどうおもってるの?
と聞かれました
答えは
たのしい
それしかありません
C君母より(現在中学3年生、中学1年生)
上の子が小2の時
ラグビーをやりたいと言った時、本当にびっくりしたのと、この子がラグビーできるのかなぁ?と心配しました。
でも、周りにいたラガーマン達は、みんな芯をもった素敵な人達ばかり?だったのと安全なプレーのやり方をしっかり学べばラグビーはけっして危ないスポーツではない!と教えてもらいました。
本当に二人とも大きな怪我をしたこともないですし(笑)
スパイクで踏まれてアザが出来ても気にしない子になりました(笑)
心も体も強くたくましくかっこいい男になれるスポーツがラグビーですね
B君(中学生・ラグビー歴8年)
仲間との協力できることの大切さがわかったことと
どこにはねるかわからん楕円のボールを
仲間と一緒に追いかける楽しさ。
あとぜんぶが楽しい
B君母より
ラグビーにはいろいろなポジションがあり、スピードや体格、判断力によって自分に合ったポジションで活躍することができる。走るのが遅いとか、身体が小さいとかマイナスにならない、個性を活かせるスポーツ。
こんなステキなスポーツに出会えてよかったです
A君(中学生・ラグビー歴8年)
とにかく楽しい。
上手くなったら、すごく嬉しい。
沢山の人でやるスポーツだから、チームプレーが楽しい。
これからもラグビーを頑張る。
A君母より
ラグビーを初めて8年目。皆と同じことをするのが嫌いな子がこんなに続くなんて、思っていませんでした。
今では、ラグビーが上手になりたい!と休まずに楽しみに頑張っています。
学校の友達とは違い、同じ目標をもち、好きなラグビーをする沢山の仲間との繋がりは、今後も彼の大切な支えとなると思います。
これからも、ラグビーを頑張る彼をサポートしていけたらと思っています。
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